現在でこそパチンコ店はアミューズメント施設と言っていいほど綺麗で華やかなお店が多くなりましたが、昔はそれと分かっても入ることを躊躇するようなお店がほとんどでした。
このようにイメージを良くして、少しでもお客さんに来てもらいたいと考えているのは分かりますが、逆に余計だと思う部分もあります。
そんなパチンコ店の昔とは変わった部分と、これからを考えてみたいと思います。
店内での過剰な挨拶は余計?
現在パチンコ店に入り、店員と顔が合うと、その場で元気良く「いらっしゃいませ!」と挨拶をされることがほとんどですが、これは果たして必要なのか疑問です。
確かにその方が気分も良いものですが、ここは実質的にはギャンブル場な訳です。そこでそのような挨拶をされても余計だとしか思わない人も多いでしょう。そのようにきちんと教育をされている店員は、他のバイトなどより時給も高く、その高い時給の為に負けていると思うと、その挨拶や態度が余計だと思ってしまうのも仕方のないことだと言えます。
特に、負けて帰る時の「ありがとうございました!」には怒りさえ覚えることもあるでしょう。あれは絶対に必要ありません。
少しでもパチンコというイメージを良くしたいのは分かりますが、必要以上なサービスも余計というものです。お客さんが求めているのはそんなことではなく、出玉だけなのですから。
これについては人よっても感じ方が違うかも知れませんが、過剰なサービスは慇懃無礼にもなるということを分かって欲しいと思います。
尚、昔の店員は挨拶はおろか、お客さんより偉そうにしているのが普通でした。それもどうかと思いますが、パチンコ店という性質を考えると、それくらいでもおかしくないくらいです。下手にアミューズメント感を出されても、パチンコ店はパチンコ店なのですから。
景品交換所について
その昔の景品交換所はそれこそ酷いもので、お店から100メートル以上も離れていたり、聞かない限り絶対にそれとは気付かないようなボロボロの小屋の場合も多く、また、換金額を誤魔化すような所までありました。この時代からパチンコを打っている人であれば、この誤魔化しによる被害に遭ったことのある人も多いと思います。
それが現在ではお店と一緒の敷地内にあったり、同一地域であれば他の店の景品でも交換できることが多くなったように、この点だけは昔と比べてかなり安心できるようになったと言っていいでしょう。
しかし、規制されてしまった面も…
パチンコを打ちに来る人が求めるのは、出玉だけです。純粋に遊戯として遊んでいる人も居ないとは言いませんが、それでも玉が出るに越したことはありません。
お店側も少しでもお客さんに出玉をアピールする為に、各種のイベントを行っていました。例えば「7の付く日は大解放デー!」といった感じですが、近年このようなイベントの告知が全面的に禁止されてしまいました。
その為、お店は開放すると決めた日でもそれを告知することができなくなり、お客さんもいつ行っても同じだと思ってしまうようになり、結果的に集客が落ちてしまうことになりました。
そして、これについては”昔のパチンコと今のパチンコの違い(規定面)”の方で詳しく触れていますが、台についての規定も出玉を規制する方向に変えた為、それによってもお客さんが減っているのが現実です。
このように、パチンコ店をとりまく環境は様々な面で日に日に厳しくなっています。これからも厳しくなっていくことが予想されますが、昔の方がマシだったとはあまり言われないようにして欲しいと思います。